顧客の心理

映画「新聞記者」から見る現代

映画「新聞記者」

公開11日目で、17万人以上を動員。興行収入2億円。

日本映画で政治がテーマの場合、勢いある興行はかなり珍しい。そんな評価がされる中での、異例ヒット作です。

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売れるモノは、時代にあっている
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この作品が売れる理由は、3つあると言われています。

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1つ目は「時事エンタメ」です
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時事モノは、スピードが命。

スピードが早ければ早いほど、視聴者にホットな話題として伝えられる。

約2週間という短い期間で撮影することで、現在進行形のさまざまな問題をダイレクトに射抜ける作品になっています。

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2つ目は「応援エンタメ」です
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この映画を応援したい、1人でも多くの人に見てほしいという意識。その背景にあるのは、「この映画は現在の主流の論調に乗っていない、主流に対してアンチだ」という認識だろう。だから「応援」してあげたい、「応援」してあげないとヤバいと思うのだ。

と、ある評論家は表現しています。

まさに社会に根付いている違和感、

・おかしいだろ
・なんでだよ

という感情に対して、綺麗事抜きで「おかしい」と伝える正直さに、視聴者は惹かれるのだと感じます。

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3つ目は「知ってるエンタメ」です
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情報過多の時代です。

未知に誘引することは、大きなハードルがある。しかしある程度の認知が進んでいるならば、誘引は未知と比べて容易になる。

新聞記者という、現在進行形の時事(知っている)を取り扱っているため、興味は未知より引きやすいです。

「わかってることを、もっと知りたい」

そういう需要が伸びているように私は感じます。

現代に求められるモノを改めて考えるきっかけとして、本映画は機能するのではと感じます。

⇩ 参照記事 ⇩

https://toyokeizai.net/articles/-/291372